ソルフェージュ・レッスン
 ソルフェージュとは、楽典(音楽の基礎的な決まり・知識)、聴音(ピアノで弾いたメロディ、和音、リズム等を聴き取り楽譜に書く)、新曲視唱(初めて見るメロディ譜をピアノ伴奏無しでドレミで歌う)等の、音楽を学ぶために必要なトレーニングを総合的に行なう事です。欧米では、この様なソルフェージュ・レッスンは古くから取り入れられて来ましたが、日本では最近になってようやくその必要性が認められて来ました。

 


 

 音楽を専門的に学ぼうとする時、従来の様な技術の習得に重点が置かれたレッスンだけでは、おのずから限界が生じます。例えば、指のトレーニングばかりやっていたり、あるいは間違えないように弾くことだけに終始した単調で得ることの少ない練習では、好きな音楽も嫌いになってしまうかもしれません。
 そんな時、ソルフェージュを併用したレッスンが必要になって来ます。楽典は楽譜に書かれたさまざまな記号を正しく理解する事により、表現の仕方や曲の構成等が解って来ます。また聴音や新曲視唱は、一つのメロディが曲の中で変化して行く時、あるいはいくつかのメロディが複雑に絡み合っている時、そのメロディを一つ一つ聴き分ける事が出来るようになって行きます。
 こういったソルフェージュの能力は、身に付けて行く過程の中で、常に新しい音楽の発見を生み出して行き、この様な新しい音楽との出会いが、音楽の楽しさや美しさを益々感じさせてくれるでしょう。

 


 

 さて当学院では、このソルフェージュをさらに一歩おし進めて、初見視奏(初めて見る楽譜を、ピアノ等の専攻楽器で演奏する)、スケール奏(あらゆる調の音階を弾く)、伴奏ずけ(一つのメロディに様々な伴奏を付ける)、作曲といった内容もカリキュラムの中に盛り込まれています。
 音楽を更に専門的に学ぼうとする生徒、つまり音楽高校や音楽大学を目指して日々練習に励んでおられるお子様には、当学院と致しまして講師陣、レッスン内容とも万全の体制を整えております。しかし、教養あるいは趣味として音楽を学ばれているお子様に、どの様な音楽教育が相応しいものであるか、と言う事に対して創立当初より検討を重ねて参りました。

 


 

 一般的に中学校を境にして、レッスンを続ける事が出来るか、辞めてしまうかに分かれると言われております。仮にその時点で辞めてしまった方が、何年か後に演奏する機会に恵まれたとします。勿論そこではクラッシック以外の音楽に出会う事も多いかと思われますが、そんな時、従来の音楽教育だけを受けた方は、しばらく練習していなかったという事で、自信を無くし、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。また演奏するにしても、かなりの練習を必要とするでしょう。
 しかし、先ほど述べたようなソルフェージュのトレーニングを受けていれば、たとえ指が思うように動かなくてもためらうことはありません。それどころか、自ら進んでそういったチャンスに飛び込んで行くのではないでしょうか。これが塚本音楽学院の考える新しい音楽教育です。

 


 

 音楽との出会い。それがお子様にとってどんなに素晴らしい事であるかは言うまでもありませんが、新たな音楽に出会った時、その音楽を美しいと感じる事が出来るか、あるいは楽しいと感じることが出来るかは、それまでにどの様な音楽教育を受けてきたかによるでしょう。
 塚本音楽学院は、今の音楽教育に何が必要か、そしてそれがお子様の将来にどの様に関って行くのかを、常に考えています。