2006/03/22

 

 数ヶ所のパーカッションが残っていますがドラム録音が無事に終了しました。と言う事で次の録音はベースです。
 オリジナルメンバーでありながらOUTERLIMITSでの本格的アルバム録音は初参加の杉本。近年でのライブ演奏でもなれ親しんでいるとはいえ、レコーディングとなると始めてのやり取りが多く戸惑い気味の表情を見せていましたが、プレーを重ねるごとに杉本らしさが出てきました。
 レコーディングされたベースを聴いて、杉本の存在の大きさをあらためて痛感させられました。
 「そのメンバーだから出せる音がある、そのメンバーだけしか出せない音楽がある」。だとしたら、まさに2006年のOUTERLIMITSが目覚めた瞬間と言えるかもしれません。

 前回では写真NGだった川口も今回は準備万端!上の写真もメンバーがディスカッションしている写真があったほうが良いと、自らカメラを持って撮影してくれました。
 早くヴァイオリンの録音がしたいと意欲満々の川口、この日もベース録音予定なのに2本もヴァイオリンを持って来ていました。
 そこまで盛り上がっているなら、いっそのことヴァイオリンの録音はスタジオではなくホールでやってみようかと提案。「予算は大丈夫なの」と言いながらも大喜びの川口。と言う話の流れで、バイオリンの録音の半分以上はホールで録音することになりそうです。パイプオルガンも教会かホールで生録予定なので、本当に予算は大丈夫なのでしょうか?
 4月25日にOUTERLIMITSの過去のアルバムが紙ジャケットで復刻することになり、発売を記念しての雑誌の取材がありました。「ストレンジ・デイズ」4月20日発売の6月号に掲載されるそうです。
 取材は3時間ちかく行われ、OUTERLIMITSを中心にVIENNA,Gacktなど幅広く、そして歴史絵巻を見るような取材でしたので、どのように凝縮されて文章になるのか今から楽しみです。私の左に写っているのが日本プログレ界の名プロデューサーである上野氏。彼も私以上の話し好きですので私が忘れている事の補足?をかねてどちらが取材を受けているのか解らない程、丁寧にお話しておりました。